記憶のメカニズムを知り成績アップ!
Blog post 042
テスト前に苦労して覚えた英単語ですが、テストが終わった途端に全部忘れてしまったという経験はよくあると思います。
これは人間の記憶メカニズムに関係しているようです。
人間の記憶は大きく分けて「短期記憶」と「長期記憶」があります。
短期記憶は脳の「海馬」と呼ばれる場所に1〜2週間程度保存されます。
一方、長期記憶は、短期記憶に置かれた情報のうち、脳が覚えておくに値すると判断した情報のみを「側頭葉」という部分に移動し、長期間保存する仕組みになっています。
長期記憶として保存されていない情報は自然に消滅するため、テスト前に苦労して覚えた英単語をテスト終了後に忘れてしまうというのは、そのためです。
ということは、短期記憶を長期記憶に移行すれば、定期テストや学力テストで100点連発ということも夢ではない訳です。
そのためには、脳にその情報が重要であると思わせる必要があり、その方法が「復習」です。
何度も繰り返し復習を行えば、脳は「大切な情報」と判断し長期記憶へと移行します。
復習のポイントは「繰り返す」ことです。
その日、勉強したことはその日の夜に復習、翌日に復習、3日後、1週間後、1ヶ月後と少し間隔をあけて繰り返します。
いかがでしょうか。
あなたも今日から実践してみては?