友達づくりのポイントは共通点を見つけること
Blog post 031
もうすぐ4月の入学時期を迎えますね。
新しい環境に不安を覚える人も多いと思いますが、今日は友達づくりに役立つ「類似性の法則」について、お話したいと思います。
アメリカの心理学者フェスティンガーが、大学の寮に入った学生を対象に「類似性」の実験を実施しました。最初は部屋が近いもの同士が親しくなるのですが、次第に似たもの同士がグループをつくるようになるそうです。
価値観が似ており同じような経験をしている人が仲良くなる・・・これが実験から得た「類似性の法則」です。
銀座のホステスさんは、初めてのお客様を接待する場合、まず、お客様との共通点を探すそうです。
出身地はどこか、趣味は何か、どんな映画が好きかなど。
お客様と自分の共通点が見つかれば、距離がぐっと近くなり、リピーターにつながることも・・・
また、海外で生活したり、旅行に行ったりして、ばったり同郷の人と会った場合、妙に親近感を覚えるのも、この類似性の法則に関係しているのかもしれません。
ということは、学校で友達を作るときには、はじめは席が近い人に声をかけつつ、同じような趣味や価値観を持っている人を探すのがポイントになるでしょう。
中学や高校に入学して、新しいクラスで初対面の人が多いなか、緊張からなかなか話かけられない人もいるかもしれません。そんなときは相手の持ち物などをよく観察しましょう。
自分のお気に入りと同じ物を持っている人がいたら「~好きなの?」と聞いてみるのです。
答えがYESなら、「私もそれ好き!」で盛り上がること間違いなしです。
もし、答えがNOなら「じゃ、~でなにが好き?」と聞いてみるといいでしょう。 共通するものが見つけられるかもしれません。
キーワードは「共通点」です。