王監督の選手育成法・子供にやる気を持たせる方法
Blog post 030
選手は監督が見ていないと不満なんですよ。
いいプレーをした選手は、かならず監督の顔を見ますよ。
「見てくれたか?」ってね。
関心をもって「見ているよ」ということを示してあげれば、「よし、もっとやろう」という気になるでしょう。
表さないと、伝わらないんですよ。
怒っているとか、それはダメなんだとはっきり言った方がいい。
これは、プロ野球で偉大な功績を残し、現在はソフトバンクホークスの取締役会長である王監督(王貞治氏)の言葉です。
王監督といえば、選手としても868本のホームラン記録を持ち、指導者としてもWBCで日本代表チームを率いて世界一に導くなど、その指導力は誰もが認めるところでしょう。
あのイチローが最も尊敬している人であることでも知られています。
なにをやっても、なかなかやる気のでない子供に対し、やる気を持たせる方法が、この王監督の言葉のなかにあります。
そう、「いつも見ているよ」ということを子供に示すことです。
これは、勉強に限ったことではありません。
日頃の生活や学校でのこと、友達との人間関係など、節目節目にそういうサインを出してあげることが必要です。
子供は常に「親が見てくれる」ことを期待しているのです。
・感謝の言葉を伝える
・努力したことを讃える
・励ましの言葉をかける
大切なのは「見ているよ」ということを、言葉として直接表現することです。
王監督の言うとおり「表さないと、伝わらない」のです。