斬新すぎる！ベストフレンドを禁止する校則
Blog post 018
近年、アメリカやヨーロッパの一部の学校で「ベストフレンド」と称する特定の友人を持つことを禁じる校則を設ける動きが増しているといいます。
実際にこの校則を盛り込むと噂されるのが、イギリス王室のジョージ王子が通う私立小学校トーマス・パタシーで、臨床心理学者バーバラ・グリーンバーグ博士の協力のもと「ベストフレンド」解体の先陣を切るとみられています。
この校則導入の動きには、グリーンバーグ博士も手放しで賛成する訳ではないようですが、しっかりとした根拠があるといます。
そもそも子供が毎日学校に通うのは、
・仲間外れになる恐怖心
・親友と呼べる存在がいない恐怖心
・親友だと思っていた子が離れてく恐怖心
があるためと指摘しています。
これを解消するために重要なのは、子供達に排他的ではなく包括的なグループであるように教えることだと説明しています。
ようするに、学校がやろうとしていることは、特定の友人とだけ付き合うのではなく「複数の友人をもつ」ことを促す試みだといえます。
子供は成長するにつれて利害は変化しますし、違う進路に進むことも当然あります。
だからこそ、多くの友人と触れ合い、いろいろな考え方や生き方を知るなかで、真のベストフレンドをみつけていくということなのでしょう。
日本で同じ校則を導入するとなった場合、あなたならどうしますか。
・人権に関わる問題だと反対ですか。
・子供を成功に導く校則だと賛成しますか。