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勉強嫌いを克服する方法、それは脳にヒントがあった

Blog post 026

 

勉強嫌いを克服

勉強が嫌い! 
勉強なんかしたくない! 
でも、勉強しないといけない・・・ 
 
そう考えている学生さん、たくさんいると思います。 
今日は、勉強嫌いを克服する方法をお話します。 
 
 
その方法は・・・

「勉強は快いもの」ということを脳に覚えさせることです。 
どいうこと?と思われるでしょう。 
 
 
人間の脳には「扁桃体」という部分がありますが、ここは生命維持のために情報を見分ける働きをしています。
脳は「快」の情報には積極的に近づこうとしますが、「不快」な情報からは遠ざかろうと作用します。 
 
 
勉強したくない、勉強が嫌いだという気持ちになるのは「勉強=不快」が脳に定着してしまっているからです。これを「勉強=快」であると脳に覚えさせることが勉強嫌いを克服する方法です。 
 
 
人は誰しも好きなことはすぐに覚えてしまいます。 
英単語は何回やっても覚えられないのに、ポケモンの名前はすぐに覚えられたりします(笑 
 
・好きなアイドルの情報 
・好きなサッカーチームの情報 
・好きなゲームの情報 
 
これは好きなものの情報が脳の中に頻繁に登場するからなのです。 
すなわち、脳がこれらの情報は「快」なんだと捉えているのです。 
 
 
では、嫌いな勉強を好きになる=「快」にするためにはどうすれば良いのか。 
「そんな方法ある訳ないだろう」と言われそうですが、これまで書いたとおり好きなものの情報が脳に頻繁に登場するのであれば、その逆も然りです。 
 
 
・脳は、登場する回数が多い情報を好きになる
 
 
 ・・・そう、逆転の発想です。 
 
 
よくCMで何度も流れてくる歌やフレーズを覚えてしまったり、いつも一緒にいる異性を好きになってしまったりするのは、その情報が何度も脳に現れるからなのです。 
 
 
つまり、勉強を好きになるためには、単純に勉強のことを脳に意識させる機会を増やせばいい訳です。 その方法はいくつかあります。 
 
 
まずは「得意な教科」から始める方法。 
得意な教科がない人は「比較的好きな教科」から始める方法。 
どの教科も嫌いという人は困ってしまいますが、大丈夫です。 
「好きなことに勉強を関連付ける」方法です。 
無理やりでもいいので、とにかく好きなことを勉強に結びつけましょう。 
 
 
もし、動物が好きなら、生体を調べて理科(生物)の勉強につなげる。 
もし、音楽が好きなら歌詞に出てくる英単語を調べて英語の勉強につなげる。 
もし、本が好きなら難しい漢字を調べて国語の勉強につなげる。
 
 
ちょっと無理がありますが、無理でも結びつけるのです。 
そして、はじめは10分とか15分とか短い時間からスタートすることです。 
これが習慣化してくれば、脳が意識し始めますので、あとは徐々に拡大していけばいいのです。 
 
 
はじめなければ、はじまらない。
最初の一歩、踏み出してみましょう。