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子どもの問題行動をやめさせる唯一の方法

Blog post 024

 

問題行動

間違いを分からせるには、 親しみのある話し合いをすればよい。 
大切なのは、それができる信頼関係を築くことだ。 
 
 アルフレッド・アドラーの言葉です。 
 
 
子供がなにか問題行動を起こし、それが直らない場合、どのように分からせればよいか、この問いに対し、アドラーは次のように答えています。
 
「なにも叱ったり、罰を与えたりする必要はありません。相手に簡単な説明や親しみのある話し合いをするだけで十分です。信頼関係があれば、相手はそれを受け入れます。」 
 
 
大切なのは信頼関係を築くことだと。
これは親子関係ばかりでなく、職場における上司部下の関係も同じでしょう。 
 
 
人は相手の問題行動の直後に、その場で問題について話そうとします。 
しかし、それは言葉の表現は穏やかでも、実際は叱責と変わりません。 
話し合いのつもりでも、叱責となってしまっては教育の効果は得られません。
 
 
できれば、相手とは問題行動が起きたあと、しばらく時間をおいて穏やかな雰囲気になったところで話し合いをするのです。 
 
・あなたがこうしてくれたら嬉しい 
・あなたがそのような行動をとると悲しくなる
 
 
ここで持たれる話し合いは、相手を支配したりコントロールしたりする言葉を使ってはいけません。
自分がどう感じるかを伝えるにとどめることが重要です。 
そして相手が自分の意思で行動を改めるのを待つ。
これが唯一の方法です。